当院の特徴
私の医療理念の基本になりますので, ぜひご視聴ください。
当院は, 私が在籍していた慶應義塾大学医学部 歯科・口腔外科学教室で積んだ研鑽を基本として,
偏りのない臨床診断と治療を大切にしております.
通常の歯科一般診療を行って行く上で, 先ずしっかりと患者様のお話に耳を傾け, 最低限必要な治療や応急処置を過不足なく済ませる事を心がけております.
その後に, 患者様の更なるご要望や, ご自分では自覚がないお口の問題点などを必要に応じて相談し, 治療計画を立てて参ります.
また慶應病院にて1986年よりインプラントの学問を始めて以来, 38年の歯科インプラント治療経験を生かし, 適切で安全な症例のみ施術を行う事を心がけ, リスクマネージメントの高いケースは大学病院時代とは違う立場, 規模, 設備, 体制である個人診療所の今の身の丈として, 技術的に可能であるかどうかという観点からではなく, あえて着手しないことを持論としております.
加えて当院最大の特徴としては, 大学病院在籍時代に所属していたTMDs(顎関節症)研究班 (現在はTMD/OFP「口腔顔面痛」研究班)での経験値と情報ネットワークを活かし, 世界標準の最新知識やエビデンス(医学的根拠)で, TMDs診断・治療やセルフケアのアドバイスを提供することが可能な点です.
そして・・・
前述の【口腔顔面痛:OroFacial Pain】・・・
日本ではまだまだ聞き慣れない言葉ですよね.
私たち口腔顔面痛専門医が扱うこの疾患には, 様々な種類がありますが,
その中でも代表的なのが・・・非歯原性歯痛です.
例えば・・・
・歯や歯茎, 顔, 顎, 頭が痛いと感じ, いろいろな歯科で調べてもらっても,
そこには原因の病気がないと言われた.
・原因がわからないと言われ, 口腔外科や耳鼻科, 脳神経内科など
を受診しても特に異常が見当たらないと言われてしまう.
・肩や首が凝った時に歯が痛くなる.
・歯が痛くなると頭まで痛くなってしまう. など・・・
そんなご経験はありませんか?
《歯原性歯痛》:歯やハグキ, 顎の病気が原因で歯, ハグキや顎が痛い!⇦ 一般的な正しい歯痛
《非歯原性歯痛》:歯(その場所)が痛いのに歯(その場所)が原因じゃない!
こういったある種「謎の痛み」を診断・治療するためには,
専門的なトレーニングによる診断・治療能力が必要とされます.
日本には, まだその専門医が少なく, 特に北海道で専門医は今まで3人でした.
しかもすべて札幌市のクリニックや大学病院にしか居ませんでしたし,
道北, 道南, 道東地区は専門医ゼロという状態でした.
2019年11月, 私は口腔顔面痛認定医試験に合格し, 道北初の認定医が誕生しました.
これからさらに研鑽を積んで, 一般的な歯科医療知識だけでは救われなかった患者様のために, 実力を向上していきたいと考えております.
診療内容
- 歯科一般
- インプラント
- 顎関節症 / 口腔顔面痛